写真を撮るということは
生きること、なのかもしれない。
じゃあ、生きることとは?と聞かれたら

写真を撮ること。
なんて、わたしは
胸を張って答えられるのか?

何を撮りたいのか、
何が、撮りたいと思わせるのか
今の私にはわからない。

写真には不思議な力がある。
撮った時の情景、音、香りが
鮮明に、色濃く色づく。

それは、たとえ
望まなくとも。

写真とは、つくづく
憎い存在だと思う。

たまには、ロマンティックな
夢を見てもいいじゃない。

人生とは、映画のようであるべきなのさ。
エンドロールくらいは
とびきり輝いてみせて。