写真とは
『誰かに向けたメッセージ』であり
手紙のような存在だと 私は思う

言葉にすると少し恥ずかしいような
気持ちだったり感情を

ほんの少し着飾ってみては
色や温度と共に
あなたの心へ届けることができる

そんな 魔法の手段である

そんな写真という存在が
わたしは憎くて憎くて堪らない

それでもわたしは
死んでもシャッターを切り続ける

悴む手はカメラを離さない

カメラを撮る ≒ 生きること